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トグロコウイカの内殻の部分ばかりでなく、本体についても少し紹介する。画像を引用しても可能なサイトを探していたところ、問題なさそうなサイトを見つけた。それらは、ハワイ大学のYoungのサイトとWikipediaである。 http://tolweb.org/tree?group=Spirula_spirula Young`s site http://www.thefreedictionary.com/spirula Wikipedia http://tolweb.org/tree?group=Spirula_spirulaからの画像 本体の外套膜部分のサイズは、大体4-5 cm位、長い2本のテンタクルを含め10-15 cm位のサイズである。内殻部分は、直径で10-25 mm位であろう。上の写真はカナリー諸島のサンプルで一般的に太平洋の個体に比べ小型な様である。長いテンタクルには吸盤がある。 http://www.thefreedictionary.com/spirula からのスケッチ(修正) 上のスケッチは、内殻が本体の中で占める位置関係を示している、透視図である。 尚、内殻には、アンモナイト、オウムガイと同様に、多くの部屋を貫いて、体管(連室細管)がある。アンモナイトは隔壁の一番外側、オウムガイは中央、トグロコウイカは、下の図のように隔壁の一番内側を貫いている。 これらの体管は、一番外側の部屋の隔壁が完成した後、内部に満たされていたカラメル液を窒素ガスや炭酸ガスに交換するのに必要である。 上の写真の穴が連室細管の入り口である。
by mutsuoH
| 2005-11-15 11:34
| Spirula(トグロコウイカ)
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